【PowerShell】変数・定数の定義方法を理解しよう

今回はPowerShellにおける変数・定数の定義方法について紹介します。

内容としてはエンジニア(プログラマー)向けです。

仕事柄,多くのスクリプトを作成することもあるため,個人的な備忘の意味も込めて投稿します。

プログラミングで様々なデータ(値)を取り扱うにあたり,データ(値)は変数や定数に設定(代入)して扱う必要があります。

プログラミングの登竜門として,ぜひとも理解いただけたら幸いです。

目次

前提知識

変数

プログラミングにおいて,特定のデータ(値)を設定するための入れ物(箱)のような概念です。

変数の値は自由に変更することができます

定数

プログラミングにおいて,特定のデータ(値)を設定するための入れ物(箱)のような概念です。

定数の値は一度設定したら変更できません

カオリ

変数と定数の違いは,値の変更可否なんですね!

イツキ

その通り!不変のデータ(値)は定数で設定しておくのが賢明だね!

定義方法

変数

定義方法は以下の通りです。

#宣言備考
1$(変数名) = (値)$strTest = “test”[型]は自動判別
2[(型)]$(変数名) = (値)[string]$strTest = “test”[型]指定
3set-variable -name (変数名) -value 値set-variable -name strTest -value “test”[型]は自動判別

例では,いずれも「strTest」と名付けた変数に「test」を設定(代入)しています。

「Write-Host」コマンドを使用することで,変数の値を出力することができます。

なお,#2で指定する代表的な「型」は他にも以下があります。

細かな違いはまたの機会に説明します。

#意味備考
1string文字列
2int整数-2,147,483,648 ~ 2,147483,647
3bool真偽TrueまたはFalse
イツキ

まだまだあるけど,まずは上記を覚えておけば困らないと思うよ!

定数

定義方法は以下の通りです。

#宣言備考
1set-variable -name (変数名) -value (値) -option constantset-variable -name STR_TEST -value “test” -option constant

例では,「STR_TEST」と名付けた定数に「test」を設定(代入)しています。

宣言する際に,「-option constant」を付けることで定数として扱えるようになります。

まとめ

今回はPowerShellにおける変数・定数の定義方法について説明しました。

スクリプトを作成するにあたり,投稿主が意識している具体的な使い分け方法や注意している点等の紹介はまたの機会にします。

まずは基本的な概念を理解して,少しずつコードを組めるようにしていきましょう。

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イツキ
               

24年度からITフリーランスとして事業開始。インフラエンジニアとして,サーバ設計・構築やミドルウェアの設計・構築に従事。

本業の傍らで,仕事だけでなく日常生活でも役立つPCに関する様々な情報を発信中!                

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