今回は閲覧ウィンドウでのメール開封設定についてご紹介します。
普段,メールをダブルクリックで開くのではなく,閲覧ウィンドウで開く人も多いのではないでしょうか。
閲覧ウィンドウで開くこと自体は問題ないのですが,同時に既読としてしまうのは危険な可能性があります。
メール開封と同時に,送信者へ開封通知が行く場合もあるからです。

何が問題なの?



使用中のメールアドレスだと相手に伝わってしまう点だね。場合によっては悪用される可能性もあるよ。
万が一フィッシングメール等の迷惑メールであった場合,相手に悪用される可能性も否めません。
設定自体は簡単にできますし,セキュリティ対策の一環として下手に開封しないようぜひとも設定しましょう!
目次
前提知識
閲覧ウィンドウ
任意のメールを選択すると,メッセージの内容を閲覧可能なウィンドウです。


Outlook起動後,画面上部の「表示」→「レイアウト」→「閲覧ウィンドウ」にて好きな場所へ設定することができます。



当方は「下」にしています!


設定方法
STEP
Outlook起動
- スタートメニューから「Outlook」を選択します。


STEP
開封設定
- 画面上部の「表示」→「閲覧ウィンドウ」→「オプション」を選択します。
- 「閲覧ウィンドウ」にて,以下のチェックを外して「OK」を押下します。
- 次の時間閲覧ウィンドウで表示するとアイテムを開封済みにする
- 閲覧ウィドウでの表示が終わったら開封済みにする
まとめ
今回は閲覧ウィンドウでのメール開封設定について説明しました。
迷惑メールは「開かない」が基本な中で,設定次第では意図せず開いてしまう可能性もあります。
開いた結果,万が一にもウイルス感染をしてしまったら一大事です。
ぜひとも今回の設定を実施して,自分の身を護るのと同時に,組織内にも悪影響が及ぶことを防ぎましょう!