【Windows】WSL2でUbuntuをインストールしてみた

作業記録としての投稿です。

Windows環境にLinux(Ubuntu)環境を構築できると知って,早速試してみました。

同じように構築を考えている方の参考になれば幸甚です。

目次

前提知識

WSL2

Windows Subsystem for Linux 2の略称です。

Windows10で初めて実装された機能のようで,本機能をインストールすることでWindows上にてLinux環境を構築することができます。

インストールできる具体的なOSは以下のようです。

Ubuntu

Linux系OSの一種で,主にサーバとして使用されています。

使用に際してのライセンスは不要で,無償で使用することができます。

必要な設定をすればWindows端末からリモート接続が可能となり,Windows同様マウス操作等のGUI操作が可能です。

数あるLinux系OSの中では,初心者から上級者まで万人に扱いやすいOSと言えるかと思います。

インストール方法

今回はWindows11(バージョン24H2)の環境でインストールしてみました。

STEP
WSL2インストール
  • スタートメニューから「コマンドプロンプト」を起動します。

  • 以下のコマンドを実行して,WSLのインストール状況を確認します。


当然ながら,インストールされていない旨の表示が出てきました。

  1. 以下のコマンドを実行して,WSL2(OSはUbuntu)をインストールします。
イツキ

「-d」オプションでOSを指定しています。「Ubuntu」の場合は省略しても良いようです。

  1. しばらく経つとユーザを作成する旨の表示が出てくるため,任意のユーザ名を入力して「Enter」を押下します。

  2. パスワードを決めます。
    同じパスワードを2回入力しましょう。

  3. インストールが完了します。

STEP
Ubuntuパッケージ更新

Ubuntuの各パッケージを更新します。

イツキ

WindowsでいうところのWindowsUpdateだよ!

  1. スタートメニューから「Ubuntu」を起動します。

    WSL2のインストールで使用したプロンプトを継続使用しても問題ありません。

  2. 以下のコマンドを実行して,更新可能なパッケージリストを更新します。

    パスワードの入力が必要でした。

パッケージの更新はしていない。
あくまでもパッケージ一覧を最新化しているだけ。

  1. 以下のコマンドを実行して,更新可能なパッケージを更新します。

しばらく経つと続行要否の確認メッセージが出てくるため,「y」を入力します。

  1. パッケージ更新が完了します。

ディレクトリ確認

どうやらWindowsのエクスプローラからUbuntuのディレクトリを確認できるようです。

エクスプローラを起動(「Windows」+「E」)して,ナビゲーションペイン上の「Linux」を選択すると開けます。

まとめ

今回はWindows環境へのLinux(Ubuntu)環境インストールについての作業記録でした。

どうやらTeraTermやWinSCPを使用した接続もできるようですね。

やり方を調べて,設定が出来たら投稿します。

業務でUNIXを触る機会も多くありますし,コマンドの検証とかいろいろとやっていきます!

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イツキ
               

24年度からITフリーランスとして事業開始。インフラエンジニアとして,サーバ設計・構築やミドルウェアの設計・構築に従事。

本業の傍らで,仕事だけでなく日常生活でも役立つPCに関する様々な情報を発信中!                

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